地震にそなえてやっておきたいコト

14日に発生した熊本地震により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地にて救援や復興支援などの活動に尽力されている方々に深く敬意を
表しますとともに、皆さまの安全と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

さて——
地震予知研究が進んでいてもなお、大地震は突然発生する。
そう思い知らされた4月14日夜でした。

今後30年以内に70%の確率で発生すると予測発表された首都直下型地震。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の時には
日に何度も起こる余震におびえる日々だったにもかかわらず
30年以内の70%という数字は、なんとなくピンとこなくて
「いつかは起こるのかもしれないなぁ・・・」そんな、ユルい覚悟に。

けれど、突然訪れる、その時のためにできることはやっておかなくちゃ!
そう思ったのは、昨夜、食器棚が倒れているTV映像を見た時でした。
阪神・淡路大震災の時も、東北地方太平洋沖地震で揺れた時も
そういう映像はあったし、実際に家具倒壊を体験した話も聞いた事を思い出す。

家具固定はどういう方法が良いのか?あらためて調べてみたところ
-NHK そなえる防災-というサイトに、「誰にでもすぐできる家具転倒防止対策」
という、わかりやすい図解つきコラムがありました。

『阪神・淡路大震災時に、建物の中でけがをした人の約半数(46%)は
家具の転倒、落下が原因だったという調査結果』だそうです。

コラムにも書かれていますが、最近の家は壁が「石膏ボード」の場合が多く
石膏ボードは柔らかいので、固定用金具のネジが効かないのです。
固定したい位置にちょうど下地(柱)があればよいのですがない場合も。

そういった場合のための、合わせワザなども解説されています。

「いつか」は今日かもしれないし、10年後かもしれません。
その時のために、できることはすぐにやっておきたいものです。
食器棚