ワックスではなくフロアコーティングを選ぶべき理由②

前回の記事では、「ワックスではなくフロアコーティングを選ぶべき理由」として、「塗り替え」というキーワードを出しました。
ワックスは、定期的な塗り替えを前提としているため、施工後にメンテナンスコストがかかるのでしたよね。
一方、フロアコーティングは無機質ガラスの塗膜で表面が硬化しているため、耐久性が続く限り、半永久的に効果を発揮します。

そして、今回は別の理由をお伝えします。
フローリングの保護のためにワックスではなくフロアコーティングを選ぶべきもう一つの理由は、フロアコーティングの「安心・安全・エコロジカル」という点にあります。

弊社の無機質ガラスコーティングEPCOATは、シックハウス症候群の原因にもなる、揮発性有機化合物VOC13種を含まないことが証明されています。
さらに、食品衛生法に基づく実験でも安全が確認されているため、ペットを飼われていたり、お子さんがいらっしゃるご家庭でも安心です。
これに対して、一般のワックスは、石油由来なため、安全とは言い切れません

また、EPCOATは、滑り止めの効果を高めてくれるため、床が滑りにくくなり、お年よりやお子様のつまずき防止ペットの脱臼予防にも一役飼います。

二種類のフロアコーティング、有機系コーティングとは!?

フロアコーティング剤にはいくつかの種類がありますが、大別すると、「有機系コーティング」と「無機系コーティング」の二種類です。
今回は、有機系コーティングについてお伝えします。

有機系コーティングは、有機物(ウレタン)素材を塗料として使っています。
少し化学の話になりますが、ウレタンとは、カルバミン酸エステルおよびそのN‐置換体の総称。
また、ポリウレタン(ウレタン樹脂)も、慣用的にウレタンと呼ばれます。
有機系コーティングは、ウレタンの配合割合によって、時間の経過に伴い、劣化し黄色く変色します。

UVウレタンコーティングをはじめとして、高濃度ウレタンコーティング、水性ウレタンハードコーティング、シリコン配合ウレタンコーティング、ウレタンハードコーティングと様々な種類の有機系コーティングがあります。
このなかでも、一番耐久性があるのは、ウレタンハードコーティングですが、実はあまり普及していません。

これは、ウレタンハードコーティングは比較的施工が難しく、失敗時にリカバリーできないことが要因です。

次回は、無機系コーティングについてお伝えします。

Auther:Akutsu

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