DIYでフロアコーティングをしても良いのか

「DIY」という言葉を最近耳にする人も多いのではないでしょうか。ご存知の方も多いと思いますが、Do it yourself の略で、文字通り「自分でやる」という意味です。

プロに頼まず、安価な材料で自分の家をリフォームしたりおしゃれなインテリアアイテムを作ったりといったもので、元々はお金をかけずに自分でモノヅクリをしようという考えに基づいています。

最近では素人の手作りとは思えないようなクオリティのものまであります。

そんな流行のDIYですが、フロアコーティングをプロでない方がやるというのは、実はあまりお勧めできません。

なぜなら、フロアコーティングというのは比較的簡単そうに見えますが、実際のところ床によって塗り方原料の調整などがされているからです。

インテリアなどを自分で作る場合は、同じ材料を使って説明通りに作れば、自分の思っていたようなものが作れることが多いですが、床は素材使ってきた年数によって違うので仕上がりも変わってくるのです。

その床に一番合った良い方法で施工しなければ、剥がれムラを引き起こしてしまい、結果的に床の張り替えをしなければいけなくなる、といったようなことが起こってしまいます。

インターネットで検索すると床のDIYもでてきますが、後々のことを考えると、安くできるからといって自分でしてしまわず、フロアコーティング専門の会社に依頼しましょう。

検討の初期段階でも遠慮なく、私どもジェブまでご質問をお寄せ下さい。お問合せはコチラから。

無機系コーティングの特徴

ウレタンを使った有機系コーティングに対して、EPCOATやその他ガラスコーティングは無機系コーティングに分類されます。

今回は無機系コーティングの特徴についてお話しします。

まず、無機系コーティングの一番の特徴として、ガラス素材は一般的に劣化や変色がなく、耐久性が高いということがあげられます。

また、汚れにくく、汚れが落ちやすいというものや、耐薬品性耐傷性があることに加え、滑りにくくする効果があるというものを兼ね備えています。

デメリットとしては塗膜が薄いので艶が出にくいことや材料の価格が高額であるといったことがあげられます。

しかし、驚くべきはその耐久性で、耐久年数はなんとEPCOATだと30年、ガラスコーティングでは20年以上です。

安価な有機系コーティングでは定期的に塗りなおさなければならないので、長期間フローリングを保護することを考えると無機系コーティングの方がおすすめです。

これらの理由から、住宅の購入時やリフォームなど、新しいフローリングを長期間保護する目的でコーティングを検討されているのであれば、EPCOATなどの無機系コーティングをお勧めします。

たいていの方はイニシャルコスト(導入時にかかるコスト)だけに注目してしまいがちですが、ランニングコスト(住宅を建て替えるまでの長い年月にかかるコスト)も含めて、トータルで検証なさることをおススメします。

シリコン配合ウレタンコーティングの特徴

有機系コーティングの一つであるシリコン配合ウレタンコーティング。単に「シリコンコーティング」「シリコンフロアコーティング」などとも呼ばれていますね。

価格的には有機系のなかで高いものであるこのコーティングの特徴を紹介します。

シリコン配合ウレタンコーティングは1液性シリコン配合ウレタン塗料という素材を使っていて、耐久性は5年程度といわれています。

シリコン配合ウレタンコーティングの特徴として汚れにくく、汚れが落ちやすいというものがあります。

また、艶、光沢の調節が可能という特徴もあり、施工も簡単に行うことができます。

剥離は6日から10日で可能なので、失敗してもリカバリーできるというメリットがあります。

しかし、実際に剥離するとなると非現実的な費用がかかるので床材の破損や塗り直しをするよりも、実質的にはフローリングを張り替えざるを得ないというケースも散見されます。

そして、耐久が5年程度であるのに対して高価であるということがデメリットとしてあげられます。

よって、シリコン配合ウレタンコーティングは光沢の調節がしたい方にはおすすめできますが、ペットのひっかき傷などが心配な方にはお勧めできないコーティングということです。

ご自身がコーティングに何を求めるかを見極め、優先順位を整理なさるには、このような情報はしっかりとインプットしておきたいですね。

UVウレタンコーティングの特徴

今回は有機系コーティングの種類の一つであるUVウレタンコーティングについて紹介したいと思います。

UVウレタンコーティングはウレタンハードコーティングと同じくらいの耐久性をもち、その耐久年数は10年程度といわれています。

しかし、デメリットも多いコーティング剤でもあるのです。

まず大きなデメリットとしてUVという名前から生じる誤解現実とのギャップです。

女性の方なら特に「UV」と名が付くとお化粧品や日焼け止めを連想なさって、きっと紫外線に強いと思いこんでしまいますよね?

ところが真逆なんです。

UVウレタンコーティングは太陽光に弱く、日の良く当たる部分がひび割れを起こしてしまうという特徴があります。

これにより、UVウレタンコーティングを使う場合は窓ガラスのUVカットフィルム施工と併せて施工する必要があります。単体では紫外線予防にならないということですね。

また、コーティングの艶は出るのですが、艶の調節はできません

それにより光沢が強くなってしまいギラギラ光りすぎてしまうというデメリットも挙げられます。

さらには、経過年数が3年以上の場合、剥離ができないという特徴も持っており、コーティング剤だけを塗り直すことができず、劣化した場合はフローリング自体を張り替える必要が出てくるのです。

そんなUVウレタンコーティングですが、店舗など10年程度で改装することを前提とした場所や、保護より装飾を重視するのであれば、ピカピカに艶のでるUVウレタンコーティングが向いていますよ。

ウレタンハードコーティングの特徴

耐久性が大変高いけれどあまり普及していない。なぜだろう??

今回はそんなウレタンハードコーティングの特徴を説明します。

ウレタンハードコーティングは素材に2液性ウレタン塗料というものを使用しており、有機系コーティングの中で、最も耐久性が高いと言われています。

汚れにくく、汚れが落ちやすいという特徴もあり、その耐久年数は10年程度といわれています。

原料価格も無機系コーティングに比べると大幅に抑えられますし、有機系コーティングのシリコン配合ウレタンコーティングやUVウレタンコーティングよりも安価にできます。

耐久性があり安価であると考えると、かなりお得なように思えます。

しかし、ウレタンハードコーティングは一般的にあまり普及していません

その原因としてあげられるのは、施工が難しく、失敗するとリカバリーができないということです。

また、床材の破損や塗り直しをするためコーティングを剥離しようとしてもコーティングをしてから3年以上経過している部分の補修が不可であるということがあげられます。

補修が不可であるということは、床材が破損した時、フローリングの張り替えが必要となってしまうということです。

つまり、原料価格は安価ですが施工に技術を要するため、結果的に施工費金額が他より高くなってしまうという傾向があります。

知識として知っておくのもいいことでしょう。

高濃度ウレタンコーティングの特徴

フロアコーティングには有機系コーティングと無機系コーティングという2つの種類があります。

そのなかで今回は有機系コーティングの一つである高濃度ウレタンコーティングについて紹介します。

高濃度ウレタンコーティングの一番のメリットとしては他のコーティング剤と比べて圧倒的に安価であるということです。

高濃度ウレタンコーティングというとなじみのない名前ですが、業務用ワックスといえば聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

小学校や中学校で今日はワックスがけがあるから学校に入ってはいけませんという日が定期的にあったことを覚えている方もいるでしょう。あの独特な臭いをご記憶の方も多いのでは?

この業務用ワックスが高濃度ウレタンコーティングというものなのです。

安価でお手軽ということでコーティングする面積が広い場合に使われています。

しかし、上記の例からもわかる通り、汚れやすく汚れが落ちにくいうえにキズが付きやすい、また水拭きができないというデメリットもあります。

安価である反面、耐久性が低いため定期的な塗り直しが必要となってくるので、長期的な面で考えると安価とは言えない可能性もあるので注意しましょう。

このように、液剤の質や施工の技術はもちろん、最初に施工した時にかかるイニシャルコストと、塗り直しなど長期的にかかるランニングコストの両面からしっかりと検証されることをオススメします。

安易最初のコストだけを見て飛びついて、安物買いの銭失いということもあります。ぜひ多角的に検証いただき、決めてくださいネ。

悩んだり疑問があれば、コチラから、お気軽にお問合せ下さい。メールでもお電話でもお応えいたします。

フロアコーティング剤の耐久性について

フロアコーティング剤にはたくさん種類があり、何を比較して検討すればいいのかわからないという方もいると思います。

そこで今回は耐久性に焦点を当て、フロアコーティング剤の種類ついて紹介したいと思います。

まず、フロアコーティング剤は大きく分けて二つの種類に分けることができます。

一つ目は有機系のコーティングです。この有機系コーティングは一般的に有機物であるウレタン素材を塗料として使っていて、時間の経過とともに劣化し黄色く変色してしまいます。

配合の割合など、物にもよりますが、有機系コーティングのほとんどが劣化してしまうので耐久性は2年から10年程度となります。

もう一つは無機系コーティングというコーティング剤です。これは一般的にガラス素材を塗料としていて、劣化や変色がありません

ガラス素材を使用することで劣化や変色がなく耐久性が高まり、ガラスコーティングでは20年以上の耐久性、またEPCOATでは30年以上の耐久性を誇ります。

耐久性というものは善し悪しがすぐに判断できないものです。

後々になって劣化が早いように感じることのないよう、事前に第三者公的機関の試験結果証明書類を見せてもらい客観的な耐久性の検証結果をきちんと確認することをお勧めします。

無垢フローリングを新品同様に生まれ変わらせてみませんか?

木材独特の木の暖かさや質感から、無垢(ムク)フローリングの住まいでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そんな無垢のフローリングも素材が天然の木材であるので、年数の経過により反ってきたり、日焼けしたり、傷が増えてきたりします。

フローリングを、新築時同様に綺麗にしたいと願う方も多いでしょう。

そこで、是非とも知っておいていただきたいのが、今回ご紹介する「EPWCOAT」です。(イーピーウッドコート)

EPWCOAT(イーピーウッドコート)では、熟練された職人が施工するダストフリー(木粉が飛び散らない)サンディングに加え、仕上げにガラスコーティングを行うことで、無垢フローリングを新品同様の美しさへと蘇らせることができます。

サンディングとは、専用マシンを用いてフローリングの表面を削り、綺麗な面を磨き出すことによって、フローリングを新品同様に蘇らせるリフォームの作業のことを指します。

ガラスコーティングの作業では、サンディングされたフロアの上を無機質ガラスで丁寧にコーティングしていくのです。

これらの作業を丁寧に重ねることで、新品同様の無垢フローリングを実現できるのですね。

自宅の無垢フローリングを蘇らせたいという方、ジェブの「EPWCOAT」が気になるという方は是非、お問い合わせください。

(株式会社ジェブ フリーダイヤル 0120-829-151

フロアコーティング前に確かめておきたいこととは!?

住まいの床の美観を保つためにも、フロアコーティングをご検討なさる方は多いのではないでしょうか。

傷や汚れから床を守ってくれるフロアコーティングですが、実は現在の床の状況次第では工事費に追加料金が必要であったり、コーティング自体が難しいといったケースもあるようです。

ですので、今回はフロアコーティングをする前に確認しておくべきことについて、ご紹介させていただきます。

まず、フロアコーティングする前にチェックすべき点としては、床の傷の状態が挙げられます。

もし、大きさに関わらず傷がある場合は、先に補修作業を行うことが望ましいでしょう。

傷の上からコーティングしてしまうと、その後の補修が難しくなってしまったというケースもあるようですので、事前に傷が無いかの確認は念入りにしておきましょう。

続いて、すでにワックスが塗られている床は注意が必要です。マンションでも戸建てでも起こることですが、お客様に事前に確認もせず、業者が良かれと判断してフローリングにワックスを塗ってしまうケースもあります。

こういった場合にコーティングを施工するには、業者ごとに対処の仕方に違いはありますが、ワックスを落としてからのコーティング作業が必要な場合が多いです。

ワックスを落とす手間や追加料金が必要になる所もありますが、それらを除けばコーティング自体は可能である場合が多いです。

他にも、コーティングが既にされている床は、フロアコーティングを新たにすることが難しいようです。

理由としては、コーティングを落とす作業が時間がかかるだけでなく、技術力の低い業者の作業ではフローリングを傷つけてしまうことも考えられます。また、コーティングを落とす作業にはコストがかなりかかります。

いかがでしたか?

フロアコーティングをお考えの際にはまず、これらの事前確認を行うようにしたいですね。

床鳴りが気になるかたへ

念願のフローリングにしたものの、歩く度に床がギーギー、ギシギシと鳴ってしまい困っているという方は多くいらっしゃいます。

床鳴りはなぜ起こるのでしょうか。

床鳴りの原因としてはフローリングの素材が木材であることが挙げられます。

床鳴りの音は、床を踏んだ際に木材が擦れて音を出すようになると言われています。
その理由としては、木材が湿気を吸収して、伸縮することが挙げられるようです。

ですので、主に梅雨のシーズンになると木材が湿気を含みやすくなり、床鳴りが発生しやすいと言われており、同時に浮き等も発生しやすくなるようです。

したがって、床鳴りとは木材である以上は自然現象で起こるので、仕方が無いと言ってしまえば、仕方が無いことでしょう。

床鳴りを防ぐためには、普段から水を使用した掃除を控えることや、換気をこまめに行うことが好ましいでしょう。

新築やリフォームをご検討の方で、未然に解決したい場合は、フロアコーティング等を専門の業者へ相談すると良いでしょう。

ご自身でやると、失敗してしまう場合もあるかもしれません。

専門業者であれば、床の状況に最適な提案をしてくれるのでオススメですよ。

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