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え?!UVフロアコーティングって紫外線に強いんじゃないの?

フロアコーティングの一つに、UVフロアコーティングというものがあります。
このUVという単語が原因で、UVフロアコーティングが紫外線に強いと誤解されている方もおられるのではないでしょうか。

特に女性の方は「UV化粧品」など、ご自身になじみのあるアイテムを連想して、「日焼け止め」のイメージを抱かれる方が多いように思います。私たちのショールームでもご来店のお客様にこのお話をすると、奥様がとても驚かれるんですよ。

たしかに、UVとは「UltraViolet」の略で、紫外線 という意味です。
しかし、UVフロアコーティング、コーティング材の硬化の方法として紫外線を用いるだけで、特別紫外線に強いコーティングということではないでのです!!

むしろ、UVフロアコーティングのデメリットとして、太陽光に弱いという点が挙げられるくらいです。
陽のよく当たる部分は、ひび割れなどを起こすため、紫外線対策として、窓ガラスのUVカットフイルム施工と併せてUVフロアコーティングを施工するケースもあるくらいです。

UVフロアコーティングは、ウレタンなどを原料にしている有機系コーティングの一種なのです。
フローリングを特殊な樹脂でコーティングし、紫外線照射(UV)で瞬時に硬化するコーティングするため、「UV」という単語がついているんですね。

名前の印象だけで、特徴を誤解しないように注意しましょう。

UVフロアコーティングのデメリット

コーティングと一口に言っても、ジェブが扱っているガラスコーティングを中心に、様々な種類のものがあります。

そもそもフロアコーティングの歴史を紐解けばワックスに遡ります。ワックスから徐々に進化して、水性ウレタンコーティング、油性ウレタンコーティング、UVコーティング、シリコンコーティングなど様々な種類のコーティングが誕生しました。最も新しく誕生したのがガラスコーティングとなります。

ガラスコーティング以前のコーティングはすべて有機系コーティングで、ガラスコーティングは無機系コーティングとなります。無機系の大きな特徴は有機系物質と混じり合わないということ。つまり、水や汚れなどと混じり合い汚れが定着したり黄ばんだりしないということです。そのほか、ガラスの特性として耐久性が強いなど様々なメリットを持っています。

以上、ざっとコーティングのおさらいでした。

さて今回は、数あるコーティングの中から、UVフロアコーティングのデメリットについてお話していきたいと思いますので、UVフロアコーティングをご検討の方は、一度参考にしてみてください。

まず見た目の問題に関してですが、UVフロアコーティングは光沢が強いという特徴があります。
そのため、コーティング後に新品のような輝きを見ることは可能になるのですが、照明の光が反射してしまってまぶしく感じてしまうこともあるようです。
そういった輝きがあった方がいいという方もいらっしゃると思いますが、どの程度の照明なら反射を抑えることができるのか、ショールームでしっかり確認しておきたいですね。

ピカピカのUVコーティング

保護の目的というよりも、装飾性を求める方には最適です。ゴージャスでグラマラスなインテリアがお好きな方、住まいの一角が店舗・商業施設を含むケースなどはとても向いているようです。

また、せっかくフロアコーティング施工をするのだから、パッと見てそれとわかるようピカピカしたいというお考えの方は、施工したことが一目瞭然のUVフロアコーティングをお選びになるといいでしょう。

UVフロアコーティングは、その特殊さから施工価格が高くなりがちですから、せっかく高いお金をかけたなら、このくらいピッカピカにしたいというお気持ちになるかもしれません。

UVコーティングが比較的費用が高い理由は、特殊な機材を用いて、ウレタンなどを主流とした特殊な樹脂を紫外線照射で瞬時に焼き付けて塗装を行うため、特殊な機材を用いる必要性があるからです。

高価格に見合うように、しっかりと高品質な原料で高技術な施工を行ってもらえればいいのですが、中には悪徳業者も少なからずいるので、騙されないように注意が必要かもしれません。依頼先は、しっかりと見極めたいですね。

ultraviolet

最後に、UVフロアコーティングについて、消費者の方が誤解を抱きがちな点についてお伝えします。それは、そのネーミングから「UVケア」を連想させること。つまり、紫外線に強いのではないか?と誤解する方が非常に多いのです。

しかしUVフロアコーティングは、「UV硬化型コーティング」を略したネーミングで、上で簡単に説明したように、コーティング剤を圧着させる方法として紫外線照射で焼き付けるという方法を採用しているため、UVコーティングという名称となっています。

紫外線に強いというわけではなく、むしろガラスコーティングと比べて紫外線には弱いので、その点はあらかじめしっかりと認識しておいてください。

紫外線がフローリングに与える影響

梅雨の晴れ間が強烈な毎日ですよね。梅雨時は雨が多い一方で、とても紫外線の強い時期でもあるので、日焼け止め対策もしっかりしたいですよね。

過度な紫外線は人の肌に良くないとされているため、特に女性を中心として、日焼け止めや日傘などの対策をされている方は多いのではないでしょうか。

梅雨時の今頃はUVカットの晴雨兼用傘などを活用されている女性が多いことと思います。

さて、実はフローリングを劣化させる原因の1つが、この紫外線なのです。
紫外線は、実はお肌だけではなく、床にとっても厄介者なのです。

フローリングが紫外線を受けると起こること、まず1つは変色です。
紫外線が良く当たる場所だけであったり、家具の形に沿ったり、ピンポイントでクッキリと変色を起こすと、次に家具のレイアウトを変えて模様替えをしようと思った時などにも困りますよね。
変色による黄ばみ退色は、仮に床の変質まで至らなかったとしても、単純に見た目が格好良くないですよね。

また、ひび割れを起こすことも考えられます。
ひび割れを起こすと床を傷つけるだけでなく、小さい子どもが走って転んだ時に傷になったり、ペットが齧ってしまったり、ほじって傷を大きくしてしまったり、女性のストッキングが引っかかったりします。

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フローリングを長く使い続けたいのであれば、紫外線から守るためにもフロアコーティングをおすすめします。

ジェブのEPCOATなら、UVカット剤が含まれており、紫外線による劣化を遅らせることができます。

ちなみにUVコーティングというコーティングの種類があります。こちらはみなさんが誤解するのですが、UVカット効果はありません。正しくは「UV硬化型コーティング」という名称で、床にコーティング剤を圧着する手段として紫外線が使われるということです。ジェルネイルなどと同じような理屈ですよね。こちらは紫外線には強くないコーティングなので、誤解しないよう、気を付けてくださいね。

暑い季節を迎える今、肌の紫外線予防だけでなく、ガラスコーティングEPCOATで部屋のフローリングの紫外線対策もしましょう!

EPCOATについて、詳しくはこちらをご覧ください!

UVコーティングの人気の秘密

「フロアコーティングといえば、UV」なんてイメージを持っている方もいるくらい、ここ最近特に注目度が高く、「ガラスコーティング」と人気を2分するフロアコーティングです。UVコーティングはこんなに人気があるのでしょうか。今回は人気の秘密を探ってみましょう。

「UV仕上げ」という言葉をご存知でしょうか?UVコーティングは、高級家具やピアノの鏡面仕上げなどに使われてい技術を応用したコーティングで、ギラギラピカピカに仕上がることから、高級感のあるゴージャスなインテリアにはピッタリですね。

UVコーティングの液剤は、ウレタン等でつくられる特別な樹脂がメインの材料となります。これを最新の紫外線(UV)照射の技術で、床に瞬間的に焼きつけます。

UV照射によりフローリングの表面を、きわめて硬度の高い塗膜面で覆うことができます。
1回の施工で、ワックスの10倍を超える厚みの塗膜を形成できます。

お若いミセスの方でしたら、ジェルネイルを紫外線(UV)照射で圧着させるという方法はよくご存知かと思います。UVコーティングの施工イメージは、まさにそれに近い感じです。

 

いったん施工してしまえばそのあとはもう、メンテナンスフリー。
「摩耗から、デリケートなフローリングを守る」という特性ではとても優秀なコーティングと言えますね。

ただし、注意が必要です。

よくみなさんUVと聞くとUVカットファンデーションのように紫外線防止効果があると思い込まれるのですが、そのイメージに反して紫外線には強くないので、紫外線にひょるフローリングの色褪せを気になさる方は、ガラスコーティングを候補に入れたほうがよさそうです。

また、ギラギラピカピカのゴージャスな見た目に抵抗のある方も同様。艶控え目のガラスコーティングをご検討下さい。

UVウレタンコーティングの特徴

今回は有機系コーティングの種類の一つであるUVウレタンコーティングについて紹介したいと思います。

UVウレタンコーティングはウレタンハードコーティングと同じくらいの耐久性をもち、その耐久年数は10年程度といわれています。

しかし、デメリットも多いコーティング剤でもあるのです。

まず大きなデメリットとしてUVという名前から生じる誤解現実とのギャップです。

女性の方なら特に「UV」と名が付くとお化粧品や日焼け止めを連想なさって、きっと紫外線に強いと思いこんでしまいますよね?

ところが真逆なんです。

UVウレタンコーティングは太陽光に弱く、日の良く当たる部分がひび割れを起こしてしまうという特徴があります。

これにより、UVウレタンコーティングを使う場合は窓ガラスのUVカットフィルム施工と併せて施工する必要があります。単体では紫外線予防にならないということですね。

また、コーティングの艶は出るのですが、艶の調節はできません

それにより光沢が強くなってしまいギラギラ光りすぎてしまうというデメリットも挙げられます。

さらには、経過年数が3年以上の場合、剥離ができないという特徴も持っており、コーティング剤だけを塗り直すことができず、劣化した場合はフローリング自体を張り替える必要が出てくるのです。

そんなUVウレタンコーティングですが、店舗など10年程度で改装することを前提とした場所や、保護より装飾を重視するのであれば、ピカピカに艶のでるUVウレタンコーティングが向いていますよ。