コーティング塗料の紹介第二弾です。
今回は、水性ウレタンハードコーティングです。
水性ウレタンハードコーティングは、水性塗料を素材として利用しています。
耐性は、高濃度ウレタンコーティングに比べて長持ちしますが、やや短い方だと言えるでしょう。
この塗料の特徴は、汚れやすく、その上傷つきやすいことです。
また、汚れが染み込んで落ちにくいことです。
表面が他のコーティングに比べて弱くなってしまいますので、傷が目立ってしまいます。
塗料は、水性塗料を利用しているため、水や薬品にも弱い仕様になっていることも難点だと言えるでしょう。
この塗料によるコーティングは、水回りや部屋のフローリングには向いていないかもしれませんが、廊下やウォークインクロゼットなど、水に濡れたり傷を付けかねない家具の少ない部分にならば向いているでしょう。
この塗料は、比較的耐性が低く、塗り直しをすることもあるでしょう。
その時に行う剥離作業は、4~7日と少し時間がかかってしまいます。その上、費用も高めなので、商業建築などリニューアルの頻繁な床なら問題ありませんが、30年はお住まいになる持ち家のコーティングをする際には、しっかりと費用の確認をしてみてくださいね。
塗料を比較して、合っているコーティングを選ぶようにしましょう。