フロアコーティング施工のタイミング、ほとんどは新居の購入や住宅リフォームのタイミングと重なるのではないでしょうか?
マイホーム購入も初めて、リフォームも初めて、フロアコーティング施工も初めて。そんな方にとっては、不安だらけですよね。
住宅建築や、大規模リノベーション、リフォーム、外壁塗装などと同じように、フロアコーティングでも、業者となんらかのトラブルが発生してしまうケースがあります。
なかでも代表的なものが、せっかくフロアコーティングを施工したのに「安物買いの銭失い」となってしまうようなトラブルです。
少し調べてみると分かりますが、フロアコーティングを専門とする会社だけで比べても、その施工費用にはかなりの幅があります。
また、リフォーム業者経由でコーティングを手配する場合や、新築マンション購入の内覧会での斡旋などのように、いくつかの種類のコーティングを検討する場合にも、価格に大きくバラツキがあるとお気づきになるでしょう。
一見同じように見える作業内容を提示していても、見積もり金額や施工費用に大きく差が出るのはなぜでしょうか?
一般的に、引っ越し業者を決める時や、フロアコーティングサービスを選ぶ時などは、複数の業者から相見積もりをとって、一番安い業者に依頼しようと考える傾向がありそうです。
フロアコーティングを検討するタイミングは、マイホーム購入時期がほとんどです。つまり、家具や家電の購入、引っ越し費用など、大きなお金がかかりがちな時期ですから、なるべく節約したいと考えるのは当然と言えば当然でしょう。
でも、よく考えてみてください。料金が著しく安い業者は何かしら安い理由があります。
まず、コーティング剤に問題があるケースが多いのです。
または、技術が劣っていて、きれいに施工をしてくれなかったり、施工後のさまざまな問題に対応してくれないケースも多いのです。
価格を安く設定している業者は、利益も少ないかというと、そういうことでもありません。
価格を安くするためにコストダウンするのは、施工にかかる費用だけで、たいていの業者は利益はしっかりと確保されています。
施工にかかる費用とは、例えばコーティング剤や人にかかる費用のこと。
コーティング剤の質を落としたり、規定の濃度より薄めて使用したり、技術のない人間に施工させたりすることで施工にかかる費用を安くしているのです。
結果的に、仕上がりが悪くなり、再施工につながることも!
一度塗ったコーティング剤を剥がす手間賃や、家具を移動する人工代などなど、結果として余計なお金がかかってしまいますよね。
このように、短期的に見たら得をしたようでも、長期的に見たら損をしていまう可能性が高いのです。
こういった悪徳業者をなんとか見破りたいものですが、初めてのフロアコーティングを施工するお客様が、業者の良し悪しや、施工スタッフの技術を見抜くのは、とても難しいでしょう。
そのため、見積もり金額の安さだけでなく、施工後のアフターケアや、保証制度、原材料のスペックなど、少し高い視点から見つめ直して、じっくり検討して欲しいのです。
そこが、良い業者を見つけるための、手がかりになるのではないでしょうか。