前回までの記事で、フロアコーティングはガラス薄膜をフローリングの表面に形成し、傷や汚れ、紫外線などから保護するものであると紹介してきました。
ここで、傷から守るとありましたが、実際にはどれくらいの衝撃まで傷付かずに耐えることができるのか疑問が残るでしょう。
日曜大工していて、誤ってハンマーで床を叩いてしまったらどうなる?家事をやっていてアイロンのような重くて固いものを落としたらどうなる?
傷一つ付かないのか、はたまた木材と同じ強度なのか、様々な仮説が出てきます。
そこで今回は、フロアコーティングを施したフローリングはどれくらいの強度なのかについてご紹介いたします。
フロアコーティングはペットの爪あとや、家具の引き傷、子供のおもちゃのつける傷など、直接的な細かな傷は付きにくくなります。
しかし、フロアコーティングをしていても木材は木材なので、フローリングの本体が傷つくような衝撃には耐えることができません。
また、フローリングの硬度や強度に影響が
フロアコーティングをしたフローリングはペットが引っ掻いた場合や重い家具を引きずってしまったような傷から守れるのです。
したがって、フローリングが傷付きにくいからといってフローリングがへこんだり、えぐれるほどの衝撃は与えないようにしましょう。
以上のように、フロアコーティングを施したフローリングでも木材であることは変わらないので、強い衝撃には注意しましょう。