クロスコーティングを施すと、帯電防止剤による効果で、静電気によって埃が付着することを防ぎます。
また、粒子の細かいたばこのヤニが壁紙に染み込むのを防ぐ効果もあります。
だからといってクロスコーティングには一切の壁の汚れを防ぐ効果があるというわけではありません。
やはり、長期間手入れをせずに放置しておくことで、細かい汚れは徐々に蓄積されて、大きな、落ちにくい汚れになってしまいます。
今回は、クロスコーティングをほどこした壁の手入れ方法を紹介します。
汚れが目立たない、普段お手入れをする時には、柔らかい布や乾いた雑巾などで乾拭きしましょう。
もし、汚れが付いてしまった場合には、硬く絞った雑巾で水拭きしましょう。
また、水拭きでも汚れが落ちなかった場合には、10~20倍に薄めた中性洗剤を雑巾に染み込ませ、硬く絞ってから拭いてみてください。
どのような汚れも、時間が経って染み込んでしまってからでは、落とすのは至難の業です。
汚れが染みになる前に落とすように心がけましょう。
汚れにくい、汚れが落ちやすくするために施すクロスコーティングです。
その利点を大いに利用できるように、こまめにお手入れしておきませんか?