フロアコーティングを初めてご検討の方向けにわかりやすくお伝えする情報ブログです。
毎日少しずつ、コーティングのAtoZをご説明しております。
「フロアコーティングってどんな種類があるの?」
「それぞれどんな特徴なの?」
初めての方にはわからないことだらけで、少し敷居が高いですよね?
そうなんです。フロアコーティングには多くの種類があるのです。それぞれの特徴やメリット・デメリットを知った上で、どのようなコーティングを選択するのかを決めましょう。
今回は、コーティングを検討する人が一度は耳にするであろう「UVウレタンコーティング」の、確認しておきたいポイントについてお伝えします。
UVウレタンコーティングに決める前に確認しておきたいのは、その光沢です。
このコーティングは、光をよく反射するため、他の塗料に比べて光沢が強く、お客様によっては眩しく感じることさえあります。
コーティングの仕上がりが、空間の雰囲気に合わない場合もあるため、事前にサンプルなどで確認してください。一度施工してから剥がすとなると、大変コストがかさんでしまいます。
特にインテリアコーディネートにこだわりのある方には、お気をつけていただきたいのです。
このコーティングと合うインテリアテイストと合わないテイストがあるので、とても注意が必要です。
わかりやすい例を挙げると、最近流行りのブルックリンスタイルの家具や、Journal Standard Furniture(ジャーナルスタンダードファニチャー)やTruck(トラック)などの男前インテリアは、ヴィンテージ感が魅力なので、ピッカピカのUVウレタンコーティングとは最も相性が悪いと言えるでしょう。
また、ナチュラルや北欧風など、自然な木の風合いを大切にする家具インテリアも、UVコーティングとは相性が悪いと言えます。
(出典:ブルックリンスタイルのインテリア SUVACO)
一方で、ひと昔前に流行った、グラマラスなインテリアや、姫系などエレガントなテイストのインテリアでしたら、むしろUVコーティングのピカピカな床が合いますね。
(インテリアコーディネートとフロアコーティングについてはコチラの記事も合わせてお読みください)
なお、当たり前のことですが、どんな種類のコーティングをしていても、耐久力を超える衝撃を与えると傷がつきます。
その際、光沢の強い床の場合、傷はかえって目立ってしまうこともあるのです。
特に、濃い色の床材にUVウレタンコーティングを使用する際は気をつけなければいけません。
また、廊下の中心やリビングの家事導線など、特によく歩く場所は、経年変化により摩耗が目立ち、光沢のある場所とない場所のムラが出来る事があります。
UVウレタンコーティングをおこなう前に、仕上がりにどの程度の光沢があるのかをショールーム等で確認しておきましょう。
サンプルの床が、室内の照明や太陽光をどのように反射するのかも、しっかり確認しておくといいですね。
このブログがコーティング検討中のみなさまのお役に立てれば幸いです!