クロスコーティングで壁紙の美しさを守る~クロスコーティングとは~

クロスとは、壁や天井などの下地を隠すために表面に張られる、壁紙一般のことを言います。

クロスには、模様や材質によってさまざまな種類があり、汚れ防止加工が施されているものもあります。
しかし、一般的には、ほこりや手垢などの長年の汚れというものは付きやすいです。

そこで、それらの汚れを付きにくくするために施されるのが、クロスコーティングです。
今回は、そんなクロスコーティングの仕組みと機能についてお話します。

まず、前回の記事でもお話しましたように、壁紙の汚れの原因となりやすいのは、触った際に付着する手垢やキッチン周りの油はねです。これらに加えて、たばこの煙から出るヤニなどはその汚れの粒子がかなり小さいのですが、コーティングをする際には、これらの汚れ粒子を内側に通さないようにしなければなりません。

キッチンのクロス

また、壁の内側からの湿気や空気は出し入れする必要があるため、完全に密閉してはいけません。
なので、イメージとしては、極小さなコーティング粒子でクロスの表面を覆いつつ、
その粒子の間から空気や水分の出入りは可能な状態にしておくという感じですね。

さらに、静電気によるほこりの付着も防ぐために、
クロスコーティングには帯電防止機能も備えられます。
いかがでしたでしょうか。
今回は、壁紙を手垢や油の汚れから守るクロスコーティングの機能についてお話しました。
これにより壁紙のお掃除もかなり楽になりますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。