どこからカビはやってくる?

お風呂場などいたるところで発生し、家族の健康に被害をもたらす上に、放っておくと繁殖してしまう厄介者・・・

答えは「カビ」です。

どうしてカビは発生するのでしょうか?
今回は浴室でカビが発生する原因についてご紹介しますね。

カビはどこからやってくるのでしょうか?

カビの胞子というのは空気中に含まれています。カビの元は空気中に漂っているので、原因を断つというのはかなり難しい話です。

「だったらどうしようもないんじゃない?」
そう思われがちですが、カビの胞子は無条件で成長するわけではありません。
カビが成長するには3つの条件があります。

○1つ目~湿度が高いところ
ご存知の方も多いと思いますが、カビは湿度が高く、じめじめしたところを好みます。
特に湿度80%以上だとカビが発生しやすいですよ。

「高っ! そんな湿度下で暮らしたことないよ」
と思われるかもしれませんが、洗濯物を部屋干ししているとこのくらいの湿度には達します。

○2つ目~温度が高い
湿度だけではなく温度にも気を配らなくてはいけません。
カビの好む温度は20度~30度です。

ちょうど私たちが過ごしやすいと感じる気温ですね。快適だなと感じる一方でカビの脅威はすぐそこまで迫ってきているということです。

○3つ目~栄養
成長するために欠かせないのが栄養です。カビが成長するのに欠かせない栄養はなんだと思いますか?

答えは「タンパク質」です。浴室でいうタンパク質はアカやせっけんカスに含まれています。

いかがでしたか?
浴室でカビが発生しやすいのはこれらの3条件がそろっているからです。
1つでも条件がそろわなければ発生を防ぐことは可能です。
毎日、使うものだからこそきれいに使っていきたいですね。