フロアコーティング初心者のための豆知識〜部分補修について〜

前回までの記事では、
・フローリングの材質によって、フロアコーティングできるのかどうか
・性能の違いがあるのか ・色の変化があるのか
などについて紹介しました。

ワックスと比較してフロアコーティングという言葉は、これまであまり聞きなれないと思っていた方も、かなりフロアコーティングについての理解が深まってきたのではないかと思います。

今回は、補修についてお話します。

フロアコーティング、特にガラスコーティングが高性能なのはお分かりいただけたかと思いますが、もしコーティング施工したフローリングが剥がれて部分的に修理が必要になったらどうすれば良いのでしょうか?

いくらコーティングの耐久性が高くても、フローリング本体に凹み傷が付くほどの衝撃には耐えられません。ガラスコーティング施工した状態のまま凹みます。

また、例えば包丁など、先の尖ったものを垂直に落とした場合などには、コーティングも通過する傷がつくことがあります。こうなると、例えば水をこぼした場合には浸み込んでしまうなど、コーティングの効果が部分的になくなってしまいます。

ですから、同じ傷でも凹み傷なのか刺さり傷なのかによっては、傷が付いた部分的にもう一度コーティングしないといけない場合もありますね。

では、部分的にフロアコーティングすることは可能なのでしょうか?

その答えは、可能です。

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厳密に言うと、フロアコーティングの種類によっては補修工事が可能なタイプのコーティングと難しいタイプのコーティングがあります。

ワックスと同様に、部分的に塗り直すとなるとムラになる可能性が高いコーティングがあるのです。

例えばUVコーティングのように特殊な機械を使うコーティングなどでは、補修の範囲が限られてくることもあります。

ムラにならずに補修を行うのは、液剤の種類や職人の技術や経験値に大きく左右されます。

また、業者によって部分修理の代金も異なります。

 

私たち株式会社ジェブのEPCOATは、安心の10年間の保証制度がございます。

年に一回、お客様から補修のご要望があった場合には、技術を磨いた施工スタッフがメンテナンスにお伺いしています。

商品サービスについて、詳しいことはセールスクルーがご説明させていただきますので、どうぞお気軽にお問合せ下さい。

施工するまでのプロセスはもちろん、施工してからの補修工事、アフターメンテナンス制度などもじっくり検討した上で、コーティング施工業者をお選び下さいね。

フロアコーティング初心者のための豆知識〜色の変化〜

シリーズ5回目となる今回は、フロアコーティングした時のフローリングの色の変化です。

住まいの印象に大きな影響を与えるのがフローリング。そんなフローリングも、ここ10年でかなり進化しましたね。

ひと昔前は、ホワイト系、ナチュラル系、ミディアム系、ダーク系、ブラック系・・・・・・そんなアバウトなラインナップだったんですけれどね。

今は一口に木目調と言っても、プロが見てもほぼ無垢と見分けがつかないようなものが多く、樹種によるバリエーションも豊富です。技術の進化を感じますね。

それでいて、フローリングの場合は無垢フロアの場合に必要な、オイルを塗り込むなどの面倒なメンテナンスが必要ないわけですから、ありがたいですね。リビングと一体型になったキッチンなどでも気軽に採用できますよね。

 

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さて、フローリングにとって大事なのは色と綺麗な木目です。

どうやってそれを美しく維持するのがよいでしょうか?

ワックス掛けがよいのではないか?とお考えにいなる方も多いでしょう。

つややかな光沢を加えて、木の風合いに深みを出したいからという理由でワックスがけを選ぶ人も多いのではないでしょうか?

確かにワックスは子供の頃から学校や家庭で接して来ているので、パッとイメージしやすいという利点がありますよね。

それに対して、フロアコーティングはどうでしょうか?なじみがない、イメージがしにくい、そんな声が聞こえてきそうです。

フロアコーティングを初めて行う人にとっては、どのような仕上りになるのかを想像できない人も少なくないと思います。

ワックスがけとは違い、プロが優れたコーティング剤と熟練の技術で施工するのですから、きっとワックスより良いには違いない。でも・・・・・・

・もし合わなかったらどうしよう?
・変色したら嫌だなぁ・・・

などいう不安の声をよく耳にします。

こぼしたらすぐに拭き取る

どうぞ、安心してください。

フロアコーティングをしたからといって、フローリングが変色する、変質してしまうということはありません。

特に株式会社ジェブがご提供する無機質ガラスコーティングEPCOATは、自然な仕上がりに定評があるフロアコーティングです。

進化した最近のフローリングの美しい風合いをそのままに、熟練の技術で、薄く艶控え目のガラスコーティングを施し、30年間の高耐久性で、お住まいの床を保護します。

年に2回3回の塗り直しが必要なワックスと比べ、定期的なメンテナンスコストがかからないガラスコーティングは、長い目で見ると大変お得ですよ。

変質、変色についても、弊社では、耐薬品への強度、耐汚染への強度など、専門の第三者機関によって、どのような影響が出るのかを調査して、その内容を公表しています。

これだけ多くの検証実験結果を公表している業者はほかに類をみないと自負しています。

ただ、あらかじめお伝えしたいのは、フローリングの種類によって稀にフロアコーティングが適さないケースがあるので、お客様にはあらかじめフローリングのメーカー、種類、品番などをお調べいただき、確認させていただいております。

以上のように、フロアコーティングを施すことによって、フローリングが変色する心配はありませんので、安心してお任せ下さい。

フローリング後の変色はありませんが、光沢の具合や、雰囲気など、どのような仕上がりになるのかが気になるお客様は、ぜひ一度ショールームにお越し下さい。

どのようなフローリングが、ガラスコーティングによって、どのような仕上がりになるのかを、実際のサンプルでご覧いただくことができます。

ショールームへは事前にご予約の上、お気軽にお越しください。

ご予約、お問合せはコチラから。

フロアコーティング初心者のための豆知識〜材質による違い〜

みなさん、前回までの記事でフロアコーティングについてかなり詳しくなっているのではないでしょうか?

ただ、まだいくつか疑問が残っているという方も多いと思います。

今回を含めてこのシリーズは4回でお送りします。

みなさんの疑問を解消できると嬉しいです。

では、今回はフローリングの材質によってフロアコーティングに違いがあるのかについて紹介します。

フローリングといっても無垢素材や合板の違い、木そもそもの違いなど多くあります。

ほとんどのフローリングでは問題なくフロアコーティングを行うことができますが、柔らかい材質でできているフローリングや、一部の無垢のフロアにはフロアコーティングできない場合があります。

この違いは素人には判断できないので、専門の業者で調べてもらいましょう。ジェブにもぜひお気軽にお問合せくださいね。

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戸建て住宅でもマンションでも、契約の際の資料に設計図面や「仕上表」という資料がついてくるかと思います。

こちらの表には、部屋ごとにどのメーカーのなんという品番の壁紙やフローリングを使っているかなど、詳しく記されています。

こちらでメーカーと品番を見ていただき、お問合せいただければ、フロアコーティングに問題ないかどうかお答えすることができます。

もし他の業者さんに依頼してフロアコーティングができないと断られた場合でも一度お問合せ下さい。

専門の業者によって施工できる材質が異なりますので、弊社でお調べさせていただきます。

ある業者でフロアコーティングできないと言われても、フローリングの方法や技術などによって施工できる場合もあります。

以上のように、床の材質やフロアコーティングの方法などによって多少の違いはありますが、たいていの場合はコーティングによって耐久性や安全性、防滑性が高まることがほとんどなので、どうぞお問合せ下さい。

 

フロアコーティング初心者のための豆知識〜傷が付かないのか〜

前回までの記事ではフロアコーティングとワックスがけとの違いを紹介しました。

そこでフロアコーティングは耐久性に優れているという特性がありましたが、じゃあフロアコーティングは傷一つ付かないものなのか?と疑問に感じるかと思います。

その疑問を解決するために、今回はフロアコーティングに傷が付くのかどうかを説明します。

まず前提としてフローリング自体は木材だということを認識してください。

フロアコーティングはこの木材に強固なコーティング層を作って傷や汚れ、日光のダメージから守ります。

なので、ペットの引っかき傷や物で擦れる傷、日々日光を受ける劣化には強い特性です。

しかし、木材そもそもが耐えられないダメージは防ぐことができません。

例えば、アイロンを落とすような強い衝撃です。または、尖ったものを落とす、ハンマーなどで意図的にたたくなどについては保護しきれません。

フロアコーティングの効果がどうのという問題ではなく、フローリング自体が凹んだりえぐれたり亀裂が入ってしまうような衝撃だと、コーティングで守ることはできないのです。

それ以外の日常生活でできる傷には耐えることができるので、普通に生活している分には問題ありません。

弊社のガラスコーティングのEPCOATでしたら、無機質ガラスが原料なので、有機系物質と相溶性(混じり合う)ことがありません。

水拭きもできるので、ホコリや汚れを気兼ねなく綺麗に取り除くことができます。

以上のように、全く傷が付かないわけではありませんが、傷が付きにくいことは確かです。

掃除もラクになりますし、水拭きも可能なので、長く綺麗な状態を保ちたい方には大変おすすめです。

ご検討中の方は是非お問合せ下さい。

タバコのヤニから守るクロスコーティングとは?

みなさん、タバコは吸いますか?私は吸いません。

子供の頃、映画に出てくる女優さんがタバコを吸う姿が実にかっこよくて憧れていたのですが、私の場合は指が短くて、吸っている姿が絵的にかっこ悪いということに気づき、あきらめました。

世間では副流煙からの健康被害なども取り沙汰され、喫煙者はとかく悪く言われがちです。

最近はレストランやカフェの喫煙コーナーの席数もめっきり少なくなり、端っこに追いやられていますよね。

でも、周囲を見回すと、まだまだたくさん喫煙者がいるところをみると、きっとタバコには常習性以外にも様々な魅力があるのだろうと思うこの頃です。

が、健康被害以外にも忘れてはならないデメリットが一つありますね。それは、家の壁紙にタバコのヤニが付いてしまうことです。

白い壁紙でも、経年変化で相当黄ばんでしまい、お住まいがとても見栄えが悪いものになりますよ。しかも気づかぬうちに徐々に、です。

どうでしょう?大切なお住まいの壁が黄ばむことを想像してみてください。いたたまれない気持ちになりますね?

もし喫煙者の方でこんな悩みを抱えておられる方がいれば、事前に対策を講じて、なんとかしたいという思われるのではないでしょうか。

その解決方法がクロスコーティングです。

クロスコーティングは、クロスの表面に薄い被膜を作り、汚れが付くのを防ぎます。

クロスコーティングをすることで、固く絞った雑巾で汚れを拭き取ることが可能です。

それに加え、弊社のクロスコーティングは抗菌剤を配合しているため、汚れだけでなく、衛生面でも効果を発揮します。

また、壁紙の汚れはタバコのヤニだけでなく、手垢やホコリなども原因になります。

クロスコーティングをすることでそれらの汚れも綺麗に落とすことができるので、大変おすすめです。

ジェブではガラスコーティング施工と同日のクロスコーティングを承っております。壁の黄ばみに頭を抱える前に、予防対策を打ちませんか?

フロアコーティングって実際にはどれくらい強度が上がるの?

前回までの記事で、フロアコーティングはガラス薄膜をフローリングの表面に形成し、傷や汚れ、紫外線などから保護するものであると紹介してきました。

ここで、傷から守るとありましたが、実際にはどれくらいの衝撃まで傷付かずに耐えることができるのか疑問が残るでしょう。

日曜大工していて、誤ってハンマーで床を叩いてしまったらどうなる?家事をやっていてアイロンのような重くて固いものを落としたらどうなる?

傷一つ付かないのか、はたまた木材と同じ強度なのか、様々な仮説が出てきます。

そこで今回は、フロアコーティングを施したフローリングはどれくらいの強度なのかについてご紹介いたします。

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フロアコーティングはペットの爪あとや、家具の引き傷、子供のおもちゃのつける傷など、直接的な細かな傷は付きにくくなります。

しかし、フロアコーティングをしていても木材は木材なので、フローリングの本体が傷つくような衝撃には耐えることができません。

また、フローリングの硬度や強度に影響が

フロアコーティングをしたフローリングはペットが引っ掻いた場合や重い家具を引きずってしまったような傷から守れるのです。

したがって、フローリングが傷付きにくいからといってフローリングがへこんだり、えぐれるほどの衝撃は与えないようにしましょう。

以上のように、フロアコーティングを施したフローリングでも木材であることは変わらないので、強い衝撃には注意しましょう。

床鳴りはなぜ起こるの?

みなさん、フローリングの上を歩いている時、ギシギシ、コツコツ、キイキイと音が鳴ることはありませんか?

その音のことを床鳴りと言います。

ギシギシという音を聞くのは歩くたびにストレスになりますよね。新築の住まいならなおのことです。

軋んでいたり、ぶつかっているような音なので、どこか悪いのかもしれないという不安を抱える方が多いのではないでしょうか。

その不安を解消するために、今回はその床鳴りがなぜ起こるのかについてご説明いたします。

そもそもの前提として、床鳴りが起こるのは、必ずしも家のどこかが悪いというわけではありません。

適切な設計や施工がされている場合でも床鳴りは起こります。

それは、適切な設計や施工が行われていても、気温や湿度の変化によってフローリングの接合部分で膨張や伸縮が発生するからです。

その他のほとんどの場合は、建設時の施工不良が原因です。残念ながら大工さんの施工技術が原因というケースもあるので、こうういった場合は張り直しということで解決することも多いようです。

また、フロアコーティングをした場合に床鳴りがするという情報が出回っています。

私たちのところにもこういった問い合わせが時々あります。

しかし、真実ではありません。フロアコーティングが直接的な原因となって床鳴りが起こることはないので、どうぞご安心して下さい。

以上ように、木材の膨張や伸縮、施工の不具合によって、ほとんどの床鳴りは発生します。

適切な設計や施工であっても発生しますが、もし床鳴りが気になるようでしたら、一度業者に相談してみることをおすすめします。

フローリングワックスとフロアコーティングとではどれくらい価格が違うのか?

前回の記事では、フローリングワックスとフロアコーティングの違いについてご紹介いたしました。

ざっとおさらいをすると、フローリングワックスは、お手軽で初心者の方でも綺麗に仕上げられる良い点があり、一方フロアコーティングは長期間効果が持続し、水拭きが可能など日々のお手入れが簡単だという点がメリットでした。

このような違いを紹介いたしましたが、一つまだ比較していない点があります。

それは、価格です。

それぞれの良い点はわかったけど、実際どれくらいお金がかかるのかわからないと思います。

特に、フロアコーティングについては、ワックスのようにホームセンターで売っているわけでもないので、コスト感はよくわからないですよね。

そこで今回は、フローリングワックスとフロアコーティングの価格の違いをご紹介いたします。

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フローリングワックスとフロアコーティング、導入時にはその差額が気になるところでしょう。

でも、長期的に見ると、その価値については、大きく差が開きます。

一般的な新築戸建やマンションの場合、フロアコーティングをしない場合には床が劣化して、10〜15年でフローリングの張り替えリフォームをする必要が出てきます。

全室張り替え費用は1回100~150万円。30年間で二回貼り替えたとすると単純計算で300万円かかります。リフォームとなると、床だけでは済まないわけですから、リフォームの為の資金繰りも大変です。

床の張り替えリフォームをしつつ、年に2回×30年間ワックスを掛け続けるとします。30年の間には、塗り重ねばかりではなく、何度か剥離作業をすることが推奨されていますから、それらすべてを業者に依頼せず自分で施工したとしても、30年間で相当額になります。

新築時にフロアコーティングを

これに対して、EPCOATのような30年間耐久のフロアコーティングを施工した場合、もちろん床面積や施工場所、その他オプションによって価格が変動しますが、フローリングワックスと比べて約10分の1以下の費用で済ませることが可能です。

以上のように、価格という点においても、フローリングワックスとフロアコーティング、大きく異なります。

いかがでしたか?最初の導入時の費用ではなく、長い目で考えてみた場合、予想外にフロアコーティングの方がリーズナブルだという感想をお持ちではないでしょうか?

ぜひ新築時やリフォーム時にフロアコーティングをご検討下さい。

 

フローリングワックスとフロアコーティングの違い

近年、フローリングのお手入れに関して、フローリングワックス以外にフロアコーティングが注目されています。

フローリングには傷がつきもので、何かしらのメンテナンスが必要なものです。

ただ、このメンテナンス方法としてフローリングワックスとフロアコーティングの違いをご存知でしょうか?

言葉を知っている方はおられるかもしれませんが、違いを知っている方はあまりおられないかと思います。

そこで今回は、このフローリングワックスとフロアコーティングの違いをご紹介いたします。

まず最初に、目的が異なります。

ワックスの場合は保護を期待するというよりも艶出しの方が動機になるのではないでしょうか?お客様のほとんどは、コーティングほどの保護がないこともご存知なのではないかと思います。

また、保護という観点から見て、大きく異なるのは、その効果の持続期間です。ワックスは効果が一時的で、定期的な塗り替えが必須なのに対し、フロアコーティングは、一度施工すると長期間効果が持続します。

私たちジェブのガラスコーティングEPCOATのように耐久年数が30年を超えるものもあるんですよ。

ワックスは、低価格で扱いやすいことがメリットで、導入し易いですが、日常生活で床に接触するごとに、少しずつ少しずつワックスが剥がれてきます。

ワックスの種類や価格帯にもよりますが、早いものだと1か月で剥がれ初めて、塗り直しが必要になります。それを30年間続けるとなると、ちょっと気が遠くなりますね。

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また、防汚性についてもコーティングとは大きく異なります。ワックスは、一度ワックスの中に汚れが浸み込むと、その汚れがワックス剤の中まで入り込んでしまうため、汚れを落としにくいのです。

きれいに保つために導入したワックスなのに、むしろ汚れを定着させてしまう可能性があるなんて、ショックですよね。

一方フロアコーティングは、防汚性に優れているため、汚れを簡単に拭き取ることができます。

数あるフロアコーティングの中でも特に、無機質なガラスコーティングであれば、有機質である汚れと相溶性(混じり合う性質)がないため、ワックスのように汚れが定着することはありません。

この相溶性はなにもワックスに限ったことではなく、ワックスから派生した有機系のコーティング剤でも同様のことが言えるのです。

無機質ガラスコーティングなら固く絞った雑巾での水拭きもできるので、手早い作業で床を清潔に保つことが可能です。この掃除の簡便さがワックスと大きく違う点の一つですよね。

以上のように、ワックスとコーティングの違いを理解して、ぜひ最適な選択をしてください。

フロアワックスが向いているものと向いていないもの

みなさん、フローリングのお手入れとしてフロアワックスを使っている方がほとんどだと思います。

フロアワックスは一般家庭用であると、ムラができにくく、初心者の方でも綺麗に仕上がるため、非常に良いものですよね。

ただ、このフロアワックスには場所による向き不向きがあることをご存知でしょうか?

向いている場所の場合だと安心ですが、不向きな場所にフロアワックスをかけてしまうと、トラブルが発生するかもしれません。

そうならないためにも、今回はフロアワックスが向いている場所と向いていない場所をご紹介いたします。

まず、向いているのは薬品や洗剤を使用しない場所、使用頻度の低い場所です。

その理由は、フロアワックスは水、アルカリ洗剤、シンナーなどに弱い特性があるからです。

それに加え、長時間普通の水に触れているだけで白く変色してしまいます。

そうなってくると、向いていない場所は、やはり水まわりということになりますね。洗濯機がある洗面所など水を頻繁に使用する場所はワックスがけを控える方が良いと思います。

また、ワックスの種類と床の関係もいろいろです。

ワックス

1)樹脂ワックス

樹脂タイプのワックスは、フローリングやクッションフロアなどと相性がよいものです。乾拭きが不要なものが多く、施工方法にも、シートを貼るタイプのものから、スプレー式、ボトル容器に入ったものまであります。

比較的初めての方にも施工しやすい品揃え豊富なワックスです。

2)油性ワックス

蝋仕上やオイルステンのためには油性ワックスをおススメします。樹脂ワックスは使うことができないので、注意が必要です。

3)白木用ワックス

一般的に多く流通している樹脂ワックスは白木には向きません。白木用には蝋(ろう)の専用ワックスが最適です。木の質感を大事にして、独特の木目の美しさを引立て、守ります。

4)大理石等ストーン専用ワックス

玄関の上がり框やホールなどにストーンを採用しているエレガントかつ高級志向のお住まいには、メンテナンスも注意したいですよね。

そんな時はストーン専用の樹脂ワックスがあります。美しい石を汚れから守り、チリやホコリを付着しにくくします。

 

以上のように、普段何気なく使用しているワックスでも、場所による向き不向きが存在します。また、ワックスの種類によっても、相性が変わってきますので、お住まいのスペースや用途に合わせたワックスをお選びくださいね。

今回の記事が今後のみなさまの生活のお役に立てればと思っています。