フローリングの劣化原因

フロアコーティングをご検討されるきっかけはなんでしょうか?

多くのお客様がまず理由としてあげるのが美観の問題です。白化する、剥がれる、黒ずんでしまう etc.

こういった見た目の劣化を避けたいという理由でフロアコーティングを検討されるのがほとんどではないでしょうか。

何もコーティングなどしていない場合のフローリングの寿命は10年~20年といわれています。
これらはあくまで寿命ですので、きれいな状態が続くのはもっと短いでしょう。そもそもどうしてフローリングは劣化するのでしょうか。

日焼けによる床の劣化

1つ目が日焼けによるものです。日焼け、つまり紫外線の影響で木材は変色、変質してしまうのです。

フローリングの木材の成分にリグニンというものがあるのですが、リグンが紫外線の光に対して最も敏感な成分なのです。

リグニンが紫外線を吸収、分解し、変性していく過程で木材の色が変化していきます。

このような理由により、木材である以上、完全に紫外線による日焼けを防止することはできません。

家具の引き傷による劣化

2つ目が傷です。

最も多いのが、なにげなく家具を移動させた時につく細かい傷。また、子どもがオモチャで遊んだり、物を落としたり、ペットが床を爪で引っかいたりと、生活していくうえで傷がつく場面は必ずあります。傷をつけずに生活するのは不可能といってもいいでしょう。

始めのうちは目に見えないため傷ついていないように見えますが、顕微鏡などでみると実は無数に傷がついています。特に生活動線上で人がよく移動する場所は劣化が早いです。

こういった何気ない日常の動作でついた傷は、月日が経つごとに数も増え、この傷に汚れが染み込んだりすることでどんどん目立ち始めます。

気になり出した時には「時すでに遅し」ですよね。

ペットのそそうによる水分吸収

3つ目は水分です。木質のフローリングは水にとても弱く、水分を吸収すると床が腐食しやすくなります。

写真のように、ペットのわんちゃんや赤ちゃんの食べこぼし、飲みこぼし、オシッコのそそうなどもすぐに拭かないとしみになってしまいます。

ガーデニングがお好きな方も、家の中をジョウロをもって歩いたりして、点々とこぼしてしまって、後で拭くつもりだったなんてことも多いですよね。インテリアグリーンは、水のやりすぎで鉢や受け皿からこぼれていつのまにか鉢植えの形にシミがついていたなんてこともあります。

フローリングは本当に見ずに弱く、実は雑巾がけをしただけでも床にダメージを与えているんですよ。

きれいにするつもりで掃除していたのに、いつのまにか床の劣化を早めていたなんて本末転倒ですよね。

こうならないためにも、無機質で水と混じり合わず、紫外線にも強い強固なガラスコーティングをおススメします。

EPCOATなら防水性、耐久性、対傷性、対紫外線性にも優れていますよ。ぜひご検討下さい。