フロアコーティング初心者のための豆知識〜ワックスとの違い〜

涼しくなってきましたね。

夏の間はおっくうだった大掃除ですが、暑くも寒くもない今こそ!とお考えの方も多いのではないでしょうか。

あるいは、年末の大掃除にまとめてやらずに、少しずつ小分けにスタート・・・・・・そんな風にお考えの方もいることでしょう。

一度にまとめてやるよりも、日々のメンテナンスの積み重ねが大切なのが家の手入れ。フローリングの手入れだって同様ですよね。

さて、フローリングの手入れ。ワックスがけをしてピカピカに磨き上げるとお考えになる方が多いのではないでしょうか。

しかし、日々のメンテナンス方法はワックスがけだけではありません。

フロアコーティングという方法があるんですよ。

ただ、フロアコーティングを初めてする方の場合、一体いつものワックスがけとは何が違うの?と思われることでしょう。

確かに、お友達の家やご実家などでフロアコーティングを施工していない限り、フロアコーティング自体がなじみのない言葉ですよね。

そこで今回から複数回に分けて、フロアコーティングについて、とりわけ弊社の無機質ガラスコーティングEPCOATについて紹介していきます。

床の手入れ

初回となる今回は、「EPCOATとフロアワックスとの違い」です。

そもそも、原料が違います。

市販されているワックスは、油性ワックス、水性ワックス、樹脂性ワックスといろいろありますが、ろう、パラフィン、溶剤、それにアクリル樹脂やウレタンが使われています。

それに対し、ガラスフロアコーティングは、無機質の液体ガラスが原料に使われています。これによって、耐久性、耐傷性、安全性に格段の違いが生じます。

ワックス塗料は通常は3か月~半年程度の耐久期間で、水をよく使う場所には適しません。水拭きができないのは生活している上では不便ですね。

一方ガラスコーティングは、様々なフロアコーティングの中で最も長く、30年間の耐久力を持ち、汎用性も高いコーティング方法です。

以上のように、まずは原料の違いによって、耐久力に大きな差があります。コストはもちろんワックスよりも高いですが、かたや一度施工すれば30年間効果が持続し、かたや年に1~2回、毎回自分で施工するのを30年間続けなければならない。

どうでしょう。その労力とランニングコスト、想像ができますでしょうか?

これらを参考に今後のフローリングのメンテナンスを選んでみてください。これからマイホームを持とうという方は特に、入居の前に床を保護することをおススメします。