柔らかいフローリングでもEPCOATは施工できるのか

マンションのフローリングや、防音性を求められる居室に多いのが、防音性を重視した柔らかいフローリングです。

こういった防音性重視のシートフローリングは、突板(つきいた)のフローリングとは、メリットやデメリットも異なりますので、注意が必要です。

突板タイプのフローリングは、複合合板のフローリングの表面に、薄くスライスした天然木に化粧を施したものを貼り合せています。

シートフローリングとは、基材の構成は同様に合板であり、パッとみて突板フローリングと同じように見えても、木目柄がプリントされたオレフィンシート・塩ビシートタイプで加工することにより硬度を高めたフローリングです。

フローリングイメージ

 

突板フローリングは、薄くスライスしたとは言え天然木なので表面は硬く凹み傷や引っ掻き傷には強くなっています。ですが、ワックスやコーティングで保護することを怠ると、表面がヒビ割れることがあります。

一方、シートフローリングは合板の表面に木目調のシートを貼り付けたものなので、一般的な突板フローリングよりも柔らかいというデメリットがありますが、ワックスを塗る必要はありません。

ではシートフローリングにはフロアコーティングも施工できないのでしょうか?

安心してください。当社の無機質ガラスコーティングEPCOATは様々な種類のコーティングに対してのフロアコーティング施工が可能です。ワックス不要とされているシートフローリングに対しても、防音フロ―リングに対しても数多くの施工事例がございます。

様々なタイプのフローリング

シートフローリングはその性質上ヒビ割れる心配はありませんが、木目プリントの種類によってはかなり汚れが目立つ事があるので、フロアコーティングによって防汚性を高めるのは有効です。

また、シートの特性上どうしても木の素材感は弱くマットな質感な見え方なので、見た目にもチープな印象があったり、歩いた際に人の足脂あとがつきやすく、気にされる方も多いですよね。実際に拭き取り切れずにのこることもあります。

こういったシートフローリングのデメリットからも、ちょうどよい上品な艶かげんのガラスコーティングを施工することによって、チープな印象を少し上質な印象へと変えることもできますし、足脂やその他の汚れから保護することも可能です。

EPCOAT施工イメージ

稀に、「ガラスコーティングは硬いので柔らかいシートフローリングや防音フローリングと相性が悪いのでは?」という質問を受けますが、こちらについてもご安心下さい。

ガラスコーティングはガラスを特殊な配合の樹脂で稀釈してある程度の伸縮性を持たせているので、柔らかいシートフローリングに施工しても割れることもなく、相性に問題はありません。

なによりコーティングは一度施工すれば、20年、30年という長い間そのままだからこそ、あとから失敗だったという選択はしたくないですね。

フロアコーティングを検討している方は、コーティングの実績も多く、耐久性や防汚性にも優れた当社のEPCOATを検討してみてはいかがでしょうか?

ぜひお気軽にお問合せ下さい。