住まいの床の美観を保つためにも、フロアコーティングをご検討なさる方は多いのではないでしょうか。
傷や汚れから床を守ってくれるフロアコーティングですが、実は現在の床の状況次第では工事費に追加料金が必要であったり、コーティング自体が難しいといったケースもあるようです。
ですので、今回はフロアコーティングをする前に確認しておくべきことについて、ご紹介させていただきます。
まず、フロアコーティングする前にチェックすべき点としては、床の傷の状態が挙げられます。
もし、大きさに関わらず傷がある場合は、先に補修作業を行うことが望ましいでしょう。
傷の上からコーティングしてしまうと、その後の補修が難しくなってしまったというケースもあるようですので、事前に傷が無いかの確認は念入りにしておきましょう。
続いて、すでにワックスが塗られている床は注意が必要です。マンションでも戸建てでも起こることですが、お客様に事前に確認もせず、業者が良かれと判断してフローリングにワックスを塗ってしまうケースもあります。
こういった場合にコーティングを施工するには、業者ごとに対処の仕方に違いはありますが、ワックスを落としてからのコーティング作業が必要な場合が多いです。
ワックスを落とす手間や追加料金が必要になる所もありますが、それらを除けばコーティング自体は可能である場合が多いです。
他にも、コーティングが既にされている床は、フロアコーティングを新たにすることが難しいようです。
理由としては、コーティングを落とす作業が時間がかかるだけでなく、技術力の低い業者の作業ではフローリングを傷つけてしまうことも考えられます。また、コーティングを落とす作業にはコストがかなりかかります。
いかがでしたか?
フロアコーティングをお考えの際にはまず、これらの事前確認を行うようにしたいですね。