ガラス薄膜をフローリングの表面に強固に形成し、傷や紫外線からフローリングを守るコーティングです。ワックスや今までのコーティングに比べ、耐久性に優れていますので、新築の状態を長期的に保つ事が出来ます。また、防滑性や耐薬品性も兼ね備えておりますので、ペットを飼われていたり小さなお子様、お年寄りがいらっしゃるご家庭にもお勧めの施工方法です。
EPCOATフロアコーティングは、液体ガラスを原料として使用していますので、UVコーティングで使用されるウレタン素材に比べ、非常に硬く(6H以上)、ペットの爪傷や家具の引きずり傷からフローリングを守る事が出来ます。また、無機質のガラスを原料としていますので、UVコーティングのように太陽光(紫外線)で劣化することもなく、UVコーティングよりも10倍以上長期的にフローリングを守ります。
| 商品名 | 主原料 | ブラシ洗浄回数 | 塗装面の状態 |
| 液体ガラス塗料 | 20,000回 | 変化なし | |
|---|---|---|---|
| UVコーティング | 2液性UV硬化型ウレタン塗料 | 2,000回 | 塗膜に傷あり |
| 油性ウレタンコーティング | 1液性油性ウレタンコーティング | 1,000回 | 塗膜に傷あり |
| 水性ウレタンコーティング | 1液性水性ウレタンコーティング | 200回 | 塗膜に傷あり |
| 高濃度ウレタンコーティング | 業務用ウレタンワックス | 20回 | 塗膜に傷あり |
試験方法JIS K 5663:2003(ブラシ総質量450g 洗浄液0.5%石鹸水溶液)
EPCOATフロアコーティングは、食品衛生法・食品、添加物などの規格基準に適合していますので、ペットや赤ちゃんが舐めてしまっても全く問題ありません。
| 塗膜からの放射速度(μg/(㎡・h)) | |
|---|---|
| 経過時間 | 7日後 |
| ホルムアルデヒド | 1回目 不検出(測定下限値1.0) |
| 2回目 不検出(測定下限値1.0) | |
| 平均不検出(測定下限値1) | |
| アセトアルデヒド | 1回目 不検出(測定下限値1.0) |
| 2回目 不検出(測定下限値1.0) | |
| 平均不検出(測定下限値1) | |
| トルエン | 不検出(測定下限値1) |
| キシレン | 不検出(測定下限値1) |
| エチルベンゼン | 不検出(測定下限値1) |
| ステロン | 不検出(測定下限値1) |
| バラジクロロベンゼン | 不検出(測定下限値1) |
| テトラデカン | 不検出(測定下限値1) |
| フタル酸ジ-nプチル | 不検出(測定下限値1) |
| フタル酸ジ-2エチルヘキシル | 不検出(測定下限値2) |
| クロルビリホス | 不検出(測定下限値0.008) |
| ダイアジノン | 不検出(測定下限値0.004) |
| フェノブカリブ | 不検出(測定下限値1) |
塗布液:EPCOAT
EPCOATフロアコーティングは、全てのフローリング材に対し、滑り止めの効果を高めますので、床が滑りにくくなり、ペットの足腰への負担を和らげるだけでなく、つまずきなどの防止にもなります。ペットはもちろんの事、小さなお子様や高齢者の方にも快適な生活空間を提供します。
| 乾燥状態 | 湿潤状態 | |
|---|---|---|
| EPCOAT施工後 | 0.87 | 0.42 |
| EPCOAT非施工 | 0.70 | 0.51 |
供試体 CSR 測定 測定器 ONO・PPSM による
※滑り抵抗係数(C.S.R)共同組合東日本防滑振興会
各試験方法をクリックするとPDFでデータの閲覧が可能です。ただし、ダウンロードや印刷は出来ません。